「夏が好きな人は性格が根本的に光属性」説
こんばんは、夏が嫌いなかまたまです。
「夏が好きな人は性格が根本的に光属性」
これ、我ながら的を射ていると思うんですよね。
あ、今から夏の悪口をしこたま言いますが、私が嫌いなのは「夏」であって、「夏が好きな人」ではないので怒らないでください。(「夏が好きな人」はむしろ尊敬してる)
そもそも夏を楽しむこと自体、ハードルがめちゃめちゃに高くないですか?
だって夏を楽しむには「夏のイベント」を使いこなす必要があるわけじゃないですか。
花火、お祭り、BBQ、海、ビアガ、夏フェス――
暑い。重い。でかい。うるさい。
しかも、この夏のイベントには地獄のような共通点が1つあって。
1人ではできない。
そう、一緒に行く友達なり恋人なりが必要なわけですよ。
もうこの時点で陰キャに死刑宣言情状酌量の余地なしって感じじゃないですか。
さらに夏の何が問題って、
イベントがほぼ全部「屋外」だってこと。
馬鹿か?
四季の中でいっちばん暑い季節に、わざわざ外行く?
どう考えても自然の摂理に反してない?
クマが冬眠するように、我々ニンゲンも夏はクーラーの効いた部屋で布団をかぶってアイスを咥えて寝ているべきでは?
ていうか祭りとか花火大会とか、あんな大人数でもみくちゃになったらぜったい全身の汗腺が爆発して死ぬでしょ。
とにかく、「夏を楽しむ=イベントを満喫する」と定義した場合、
このクソ暑い中、外に出て人混みに突入する気力がいるんですよ。
ムリムリムリムリ。
私みたいな外に出ることに対して「気力」がいると考える人間は、その時点で夏に向いてない。
たぶん性格が根本的に闇属性なんだと思う。
ひとりで静かに過ごすのが好きで、人混みや喧噪が嫌い。
で、逆に夏を楽しめる人は光属性。
外で皆とわいわいするのが好きで、ひとりは嫌い。
思うに、人って「エネルギーをもらえること」が好きで、逆に「エネルギーを使うこと」は嫌いなんじゃないかなと思う。
たとえば闇属性の人はひとりで静かに読書することでエネルギーをもらうけど、外でわいわいするのはエネルギーを使う。
光属性の人はその逆で、わいわいするとエネルギーをもらえるけど、ひとりでいるのは苦痛でエネルギーを消費する。
もちろんどっちがいいかなんて話では全然なくて、毎日を生きるシステムが違うんだと思う。
夏は光属性の人たちがエネルギーをもらいやすい季節なだけで。
ただ、闇属性の私がいつも通りのテンションで夏を生きようとすると、やたらと周囲のテンションとの落差が悪目立ちするのが困る。
ちげーよ。
私が低いんじゃない、
周りが高まってるんだ。
こっちは春夏秋冬ずっとこのテンションで生きてんだよ。
ちなみに光属性の季節が夏だとしたら、闇属性の季節は秋だと思う。
(冬は冬でイベント盛りだくさんだし寒いしでヤダ。)
やっぱ秋ですよ。
何もない平和な秋。最高。ベストオブ四季。
芸術の秋やら読書の秋やら言ってるけど、要するに何もないんですよ。
つまりそれは「自由」。何をしようが自由。
世のすべての人のテンションが一定に保たれる季節。それが秋。
無限の可能性を感じる。
けどまあ、
なんだかんだ言ったけど、
あれだな、
「平成最後の夏」
っていう言葉は、
つい夏を大事に過ごしたくなるから、
ずるいよな。